2012年6月19日火曜日

<東電OL殺人事件で判明したアジア蔑視>


 カトマンズの病の母親の元に戻った冤罪被害者は、晴れて記者会見をした。その場で、刑務所内での暴行事件を初めて明らかにした。何ということか。徹底したアジア蔑視・差別が、司法のあらゆる場で行われていた可能性が高い。
 彼は日記を付けていた。いずれ真実は本として出版されることになろう。罪を問われるのは、日本の司法当局者でないだろうか。

 歴史はじっとしていない。確実に動き、変化している。日本がアメリカの属国・属領でいいわけがないだろう。CIAにコントロールされた日本でいいわけがない。真っ先に沖縄の人たちが覚醒した。これは鳩山首相(当時)の勇気ある米軍基地政策の、隠れた成果である。彼の投じた一石に沖縄県民が、ようやくにして覚醒、当たり前の行動を起こしている。


 対米自立派は新しい時代のヒーローなのだ。小沢対野田というケチな争いでは全くない。新体制派は、10%消費大増税反対・脱原発推進という好材料を手にして、次の総選挙を有利に戦える。民自公を撃破できる武器を保有したのである。反TPPもそうだ。
 CIA・財官閥がマスコミを自在に駆使しようとしても、覚醒するジャーナリストはどんどん増えるであろう。尊い志を有する日本人は、間違いなく増えているのだから。
 そうしてみると、今の永田町の攻防戦は、日本の戦後政治に対して、一戦を画す天下分け目の戦い・関ヶ原なのだ。一人立て、勇気を持て。そして誇りある日本構築の先立ちとなれ、といいたい。

 財界も官界も政界も腐っている。脱亜論は陳腐の極みである。腐ったリンゴが永続することなど、この地球ではありえないだろう。健全なジャーナリズム・国民に奉仕するメディアは、間違いなく生まれてくるはずだ。比例して市民の覚醒は大きく広がりを見せて、選挙で爆発するに違いない。
 それは意外と早いかもしれない。

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