2012年12月19日水曜日

国民国家とグローバル資本主義について

「トリクルダウン」はグローバル資本主義と国民国家のあいだの本質的な矛盾を糊塗するための「詐欺的理論」であるが、現在のわが国の政治家は全員がこれを信じているふりをしている。
ほかに経済システムと政治単位の本質的な両立不能性を「ごまかす」手立てがないからである。
本気で「トリクルダウン」を信じている人たちは愚鈍である。
ほんとうは信じてないが、そういって国民をごまかして時間稼ぎをしている人たちは知的に不誠実である。
私たちが今なすべきなのは、「国民国家は賞味期限が切れかけているが、他に何か生き延びる知恵はないのか」ということをまじめに考えることなのだが、それだけは誰もしようとしない。

2012年12月18日火曜日

違憲総選挙の結末


安倍氏のインフレ政策は円安、株高を招くが、同時に国民生活は物価高の直撃を受ける。そこに消費増税が加わればどうなるか。小泉政権の時と同じように国民は悲鳴を上げる事になるはずだ。その消費増税を国民が「リコール」できる最後のチャンスが来年夏の選挙である。
 今回の1度目のチャンスを国民は「目くらまし」に遭ってふいにした。来年こそは自分の生活にとって何が争点なのかを見極めなければならない。私の言う大政局の終盤は小沢氏にとっても政治生活をかけた大勝負の時になるはずである。そうでなければこれまでの行動が意味をなさなくなる。

2012年12月17日月曜日

選挙速報をみながら 大政翼賛政治の始まりを目撃している、投票率59%は酷い

政治への関心が低い国民を、マスメディアが誘導する国家。それこそ、近いうちに大変な人災をもたらすに違いない。「大政翼賛政治」を作り出すマスメディア、第二次世界大戦も、こうやって国民は誘導されたのである。

2012年12月16日日曜日

<日本銀行廃止論>


真面目な家庭の主婦が、総選挙当日のこの時点でも「どこに投票してよいかわからない」と嘆いている。日本の実質的支配者の罠にかかってしまった日本人の哀れな姿である。ロン・ポールのいない日本でもある。
 本当の悲劇は、これからやってくるのである。

2012年12月10日月曜日

<ワシントンの罠>


そんな政党である自民党・維新そして公明党、さらに民主党の大連立になると、戦前の近衛翼賛体制そのものであろう。天皇制国家主義そのものである。戦争法規や徴兵制も浮上する。それでも、ワシントンの駒として、奴隷人間として生きようとする日本人なのであろうか。
 悲観的過ぎようか?

2012年12月8日土曜日

オセロゲーム

世の中が良くなっていると思えば3党合意の民自公と自民の補完勢力である日本維新に投票し、良くなっていないと思えばそれ以外の政党に投票する。顔も名前も知らない候補者で構わない。それが政策を選ぶ選挙に最も近い。

2012年12月6日木曜日

選挙戦冒頭、小沢批判をする大津市長。それを報道する産経新聞は選挙違反ではないか?

大津・越市長と産経新聞は明らかな選挙違反をしている。

いじめ問題もろくに処理できないようなあなたに小沢氏が国民を騙しているなどと言われたくはない。

小沢一郎元代表が、日本維新の会の石原慎太郎代表と民主党の野田佳彦首相を舌鋒鋭く批判の矢を放っている


◆小沢一郎元代表は、日本維新の会に批判の矢を浴びせた後、矢先を民主党に向けた。
 「ただいまの民主党も、政権の幹部の人たちも、選挙が終わったら自民党と連携するということを公然と言っているんです。また元に戻す、みんなで一緒になってやる。ご年配の方は、おわかりの方もあろうかと思いすが、戦前の、昭和史の大聖翼賛会と一緒の政権に、このままではなってしまう。
 しかも、少しどころか、かなり右寄りでございまして。いま原発の問題を心配していますよね。ところが、原発どころか、石原何某という人は、核武装の話までしているわけであります。私たちはこのような政権が出来上がったら、本当の国民生活よりは、国威発揚、軍備増強、そういうような考え方に支配される政権になってしまうんです。これではいけない。
 そういう思いで、本当の国民の生活を考える、そして国民の未来の生活を確保するという政党を、あるいは志を持つ人が、みんなで一緒にやろうということで、未来の党をつくったのであります」
 これは、石原慎太郎代表と野田佳彦首相に対する痛烈な批判である。野田佳彦首相は、公示の前から、「決める政治を前に進めなくてはならない。時計の針を後ろに戻していいのか」などと主張して、自民党政治を批判しておきながら、選挙後の政権枠組みについて「自民、公明、民主3党でやりたい」と述べている。すでに、国民有権者を欺く発言である。「ウソつき首相」はどこまで行っても「ウソつき首相」なのである。騙されてはならない。

財界も脱原発へ始動


まったく、原発の金勘定も出来ない財界人は経済人とは言えない。

2012年12月5日水曜日

選挙の基本

今回の選挙のように多くの政策に焦点を当て、違いばかりを強調していると、選挙後の政権の枠組みや消費増税という核心部分が見えなくなる。選挙に「目くらまし」は付き物だから、それに騙されぬよう、ご用心、ご用心。

<ナベツネと小沢の死闘>

琵琶湖畔での小沢と滋賀県知事の密会では、こうしたやりとりがあったのだろう。小沢はナベツネの裏をかいている。ナベツネの時代も幕引きが始まっているとみたい。

原発を稼動すれば、電気料金は大幅に上がる? 城南総合研究所調査報告書 No. 1コピー

経済人でも正直な人は本当のことを言うが、経団連などの主な経済界はいつまでも嘘ばかり言っている。

2012年12月4日火曜日

2012年12月1日緊急公開対談 嘉田由紀子 × 小沢一郎 〜日本の未来を語る〜 全文書起しです。


2012年12月1日
緊急公開対談 嘉田由紀子 × 小沢一郎 
〜日本の未来を語る〜

 Ustreamの映像は音質が悪くて聴き取りにくかったのでこの書き起こしはいいです。

【衆院選・東京8区】 石原親子と戦う山本太郎候補

山本太郎に絶対に勝って欲しい。

日本維新の会の橋下徹代表代行は、現代の「坂本龍馬」ではない、米国CIA対日工作者に魂を抜かれた「悪魔」に変質し、「売国奴」に成り下がった

日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)が、米国CIA対日工作者の「走狗」、「操り人形」にされている疑いを裏付ける「尻尾」を現した。「原発ゼロ」を「沖縄県米軍普天間飛行場移設」にダブらせて、困難であるとの見通しを示したからだ。これは、「原発ゼロ」を訴える多くの国民と「普天間飛行場の海外移設」を求める多くの沖縄県民に失望感を与えている。橋下徹代表代行は、大阪市民から「職務怠慢、給与を返還せよ」と監査請求されており、「米国に奉仕するのか、大阪市民に奉仕するのか」迫られている。果たして、いずれを選択するのやら?

小沢一郎をなぜまだ攻撃するのか 大新聞は現在の特権喪失を恐れている


嘉田は30日の党首討論で「なぜ皆さん、小沢さんをそう怖がるのか」と疑問を投げかけたが、大新聞テレビは真の改革勢力に特権を剥奪されることにビビっている。
「何だかんだ言って、新聞やテレビほど既得権益に守られている業界はありません。新聞は部数の激減、テレビは広告の激減に苦しむ中、官僚や政治家と組んで、自由競争を避ける『再販制度』や、電波独占の『放送法』『電波法』を死守しなければ即、死活問題です。しかも新聞協会は、あれだけ紙面で税の必要性を説きながら、消費税逃れの『軽減税率の適用』を政府に要求しています。社会の木鐸としての使命を果たさず、さらに権利の拡大を求めるなんて、無節操すぎます」(服部孝章氏=前出)

だから、裁判で完全無罪を勝ち取り、反転攻勢を仕掛ける小沢を恐れる。自分たちの特権が喪失する前に、小沢の政権返り咲きを徹底的に邪魔するしかない。大マスコミの狙いは、そんなところだ。有権者は今度こそ、薄汚れたメディアの小沢叩きに惑わされてはいけない。

2012年12月3日月曜日

優しく柔らかで強かな風 “嘉田未来”の息吹が多くの国民に届く流れが急拡大

マスメディアの捏造報道より、嘉田の口から出る「皆さんの一票で、日本の未来は変わります、変われます。是非、必ず投票所に足を運んでください」と投票率アップを訴えるべきだろう。

2012年12月1日土曜日

地域分散ネットワーク型のシステムへ――総選挙に問う(1)――

脱原発や社会保障と税の一体改革やTPPなどは、実は20世紀型から21世紀型の経済社会システムへ進むのかどうかという本質的な選択が迫られている問題なのです。

「フェードアウト」について

「石原さん、ご心配なく。『フェードアウト』っていうのは『なくなる』っていう意味じゃありませんよ。たぶん有権者はそう誤解して『脱原発』だと思い込むでしょうけれどそうじゃありません。全発電量のうち原発のシェアが1%でも減れば立派な『しぼみ』です。あちこちにちらばって建っていた原発を少しまとめて一目に立たないところにまとめれば、これも立派な『おぼろげ』です。そういうことなんですよ。こんな英語にころっと騙されるやつがバカなんです」
そう説明されて、有権者はほんとにバカだからなあと笑顔を交わしている石原慎太郎と橋下徹の姿が想像できるようである。

日本記者クラブの品格とは?

日本記者クラブが真に「品格ある質疑」を望むなら、好き嫌いの牢獄から脱し、事実本位の人間観、社会観、政治観を持つジャーナリストを育成することに力を注ぐ必要がある。

大政局一歩手前の総選挙

一歩手前の総選挙を皮切りに激動の政治がいよいよ始まる。