2013年4月28日日曜日

コラム「南風」 68年目の宣戦布告

3月7日、式典を行うと表明した時点で沖縄から激しい反発が出ていたにもかかわらず、招待状にあえて「完全な」主権回復と記す意図は何なのでしょうか。これが沖縄迫害に輪をかける行為であり、辺野古埋め立て申請と同様、沖縄への宣戦布告か、と思うのは、私だけでしょうか。

主権回復を目指す日

沖縄は「返還」と言うより「基地の固定化」をもたらした。アメリカにとっては基地機能をいささかも失わずに行政費用を日本に押し付ける事に成功した。

2013年4月26日金曜日

「一票の不平等」温存法案が衆院通過

この国の民主主義を本物にするには、国会はもっと真摯に投票価値の平等という課題に向き合わねばならない。

2013年4月16日火曜日

嘘とごまかしの政府発表―TPP日米事前協議内容を検証する

1.合意文書は米国からの一方的な「通達」
2.項目が十分に反映されていない
3.意図的な項目の削除
4.「日本の農産物への配慮」など合意文書には一言もない


まさにこれが、米国の本音であり、事前協議の本質である。

 それを知っておきながら、国民を欺こうとする、ここまで愚かな政府を持ったことに、怒りを通り越してあきれ果てるが、しかし、徹底的にこの「嘘とまやかし」を糾弾していかなければならない。

なめきられる日本

安倍政権とは米国のための政権であって決して日本国民のための政権ではない。

2013年4月9日火曜日

学校教育の終わり


だから、ひどい言い方をすれば、今学校に通っている子どもたちは「なぜ学校に通うのか?」という問いを突き詰めたことのない子どもたちなのである。「みんなが行くから、私も行く」という程度の動機の子どもたちだけがぼんやり学校に通っているのである。

2013年4月7日日曜日

普天間移設の交渉力


ところが政権の中からは「安倍総理の指導力でここまで前進した」という話がもっぱら外に流れてくる。官僚の世界には「応答要領」というのがあり、外の世界に発言する時には勝手な発言を許さず、「金太郎飴」の発言をさせる仕組みがあるが、安倍政権の100日を見て感じるのは、みんなで安倍総理の指導力を持ち上げる「応答要領」が徹底されている事である。
これこそナチスのゲッベルスが得意とした「嘘を頻繁に繰り返せば人々は嘘を信ずる」という大衆操作の極意である。小泉政権と同様のメディアコントロールがこの政権の身上になると思われる。パフォーマンスに力が入るのはそのためである。