2014年9月9日火曜日

ヒロシマの「かたりべ」沼田鈴子氏のマレーシアでの「謝罪発言」の背景とその後(高嶋伸欣)

8月15日にアップした田中利幸氏(広島市立大学平和研究所教授)の若者向けの講演ノート「核兵器、原発、戦争責任 ~沼田鈴子さんの目で見る放射能被害と戦争の非人道性~(田中利幸 講演ノート)」に呼応する形で、沼田氏が参加したマレーシアへの旅を引率してきた高嶋伸欣氏(琉球大学名誉教授)に特別寄稿をいただいた。

2014年9月6日土曜日

<極右政権の歴史の美化・嘘は通用しない>

1993年3月、1カ月ほど米国務省が取材の機会を作ってくれた。案内役のW・バレット氏は「アメリカでは嘘は通用しない。必ず暴かれるアメリカ社会を忘れないでほしい」といった言葉を記憶している。
 嘘を突く日本人は、人類から嫌われる。

ウクライナ軍の敗北

しかし米欧日などのマスコミは、ロシアを無根拠に非難する米国やNATO、ウクライナ政府の発表を鵜呑みにして報道している。「米政府によると」「NATOによると」といった「よると」が入っているので誤報しても自分たちの責任はないという姿勢だ。

2014年9月5日金曜日

内なるファシズムに負けない

ひるがえって、日本の現在の状況を考えてみましょう。過剰同調圧力が加わる日本の会社組織や官僚組織においても、自分の昇進だけが最大の関心事になれば、実は、誰でもアイヒマンになりうるのです。

他者について考える事をやめ、自らのまわりのごく当たり前のことを繰り返す「凡庸な悪」に染まったら、内なるファシズムに負けてしまうのです。

2014年9月4日木曜日

谷垣禎一幹事長・小渕優子経産相人事に見る安倍晋三のえげつない狙い

谷垣禎一を幹事長に、小渕優子を経産相に、そして石破茂を「伴食大臣」相当の地方創生相にそれぞれ任命して、安倍晋三の党内権力基盤の安定化路線は大成功に見える。だが、往々にしてそういうピークの時に、権力の崩壊の兆しが現れるものである。安倍晋三は自らの政権を浮揚させた「経済」によって足下をすくわれることになるだろう。