2011年8月28日日曜日

日本記者クラブの思考停止

 末期症状の「キシャクラブ」、

反小沢、親小沢、かどうかを追求する前に、小沢一郎の政治理念に対する代表候補者の考え方を聞いたりせず、そもそも小沢裁判の問題点を何も指摘せず起訴されている人間ということばかりでまるで有罪が決まった罪人のような言いがかり。

ここにいたって記者クラブは役に立たないばかりか、有害なだけであることがわかる。

国民の選んだ政治家に対して政治理念や政策を追求するのではなくまるで芸能人のスキャンダルを追求するような質問に明け暮れる記者は完璧に政治記者としては失格じゃないだろうか。

2011年8月24日水曜日

前原誠司前外相が8月23日夕、ついに民主党代表選挙に出馬宣言した

 米国CIA要員・前原誠司前外相が、米国オバマ大統領が要求している「普天間基地移転・TPP参加・米国債免除」の3つを短期実現、日米同盟強化のため民主党代表選挙に出馬宣言!



 自民党政権がこれまで国民にばれないようにこそっとやってきたことを、

もっと大々的にあからさまに前原はやろうとしている。

こんなにあからさまな米国CIA要員が総理大臣になれば、

世界が日本を見る眼は完璧に米国の属国だ。

2011年8月18日木曜日

ガバン・マコーマック 『欺瞞と外交:米国、日本、沖縄』  2011年5月23日

 北海道では高橋知事が泊原発の再開を決定した。

電力が足りないわけがないのに。

この知事は北海道電力とは切っても切れない深い関係。

道庁と電力会社と産業界とが利権でしっかりと絡み合って、

住民の意思など入り込む余地はなさそう。



 かたや、その対極にある沖縄。

日本で唯一、日本のおかれている現実を正しく理解し、

日本で一番弱い立場である沖縄が、

自由主義世界でもっとも強いはずの米国政府と日本政府を相手に、

民主的な方法で徹底的に抵抗している。



 民主党の代表選挙が話題になっているが、

本当に国民主導の政治を目指すなら沖縄の人達に

選んでもらってこそその資格が有ると言えないだろうか。

日本をここまで破滅に追いやった、沖縄をここまで弱いものいじめしてきた

本土の人間だけで選挙をしても何も変わらない。

2011年8月7日日曜日

政治の役割とは

 薬は毒である、とはよく言われてきたこと。医療に関しては薬だけではなく放射線治療もそうだ。治療することによって得られる利益と害作用によるリスクを秤にかけて利益の方が大きいと判断して治療するわけだが、そもそも害作用、つまり不利益に関する情報が正しく得られないのが世の常である。専門家はおそらく知っているのだろうが素人に正しく伝えるのは難しい場合がある。人の心理として不都合なことは受け入れがたいということもあるし、専門家から安心な情報だけをもらって楽をする、つまり自分で判断する努力を回避してしまう。
 原発でも同じことが言える。得られる利益と事故による危険を秤にかけなければ判断できないが危険に関しては、行政が、産業界が、マスコミが、無視してきた、隠してきた。それによって素人の一般国民は利益と不利益を自分で判断する努力をせずに楽をしてきた。
 薬害や医療事故でも、原発問題にしても、提供者ばかりに問題があるのではなく、例え素人でも、ものには必ず良い面、悪い面があり両方の情報を知る努力をし、判断する責任が誰にもあると思う。
 もちろん、努力をしようにもできない社会的弱者という問題もあるが本来そういう弱者の立場にたつのが政治の役割ではないだろうか。残念ながら現実は大企業と大労働組合が利権の調整をし合うのが政治になってしまっている。

2011年8月1日月曜日

原子力に反対する100個の十分な理由

 ドイツが脱原発を決めたが、ドイツと日本とは事情が違うといってあやふやな根拠を挙げている人が結構いる。
どこがどう違ってどこが共通なのか以下のPDFが参考になる。

シェーナウ市民電力会社の冊子『原子力に反対する100個の十分な理由』の日本語版