2011年8月18日木曜日

ガバン・マコーマック 『欺瞞と外交:米国、日本、沖縄』  2011年5月23日

 北海道では高橋知事が泊原発の再開を決定した。

電力が足りないわけがないのに。

この知事は北海道電力とは切っても切れない深い関係。

道庁と電力会社と産業界とが利権でしっかりと絡み合って、

住民の意思など入り込む余地はなさそう。



 かたや、その対極にある沖縄。

日本で唯一、日本のおかれている現実を正しく理解し、

日本で一番弱い立場である沖縄が、

自由主義世界でもっとも強いはずの米国政府と日本政府を相手に、

民主的な方法で徹底的に抵抗している。



 民主党の代表選挙が話題になっているが、

本当に国民主導の政治を目指すなら沖縄の人達に

選んでもらってこそその資格が有ると言えないだろうか。

日本をここまで破滅に追いやった、沖縄をここまで弱いものいじめしてきた

本土の人間だけで選挙をしても何も変わらない。

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