2011年9月29日木曜日

角を矯めて牛を殺す

小沢一郎元代表「陸山会」事件は、いい加減に記載してよい収支報告書に踏み込んだ特捜が生んだ悲劇だ

最後の言葉:
<罰則強化に携わった小沢一郎元代表は、大きな間違いを犯していた。
また、政治資金規正法を収賄罪摘発の手段としてきた岩村修二・名古屋高検検事長ら特捜部検事らも、
法の運用を間違え、「国策捜査」という「検察ファッショ」を招いてしまったのである。
政治家の腐敗摘発は、刑法の収賄罪か、英国流の「腐敗防止法」を制定して適用するかにより、行うべきであった。
この意味で、日本の政治は、大変な危機状態にある。>

 マスメディアの論説などではこのような問題点は一切無視されている。
政治の話題には明示的かどうかは別にしても右か左かと言うような無意味な不毛の議論が先行して、
もっと根本にある民主主義にとっての危機感がまったくない。

 「素人感覚」などというとんでもないメディアの言葉が、
命がけで活動している真の政治家を日本からなくしてしまうことになっている。

 今の日本はスポーツであれ芸術であれ、科学であれ政治であれ、
本当の意味での専門家がいなくなってしまった。
本当の意味での専門家と言える日本人は多くいるけれども、
全て海外に流出、日本では生きていけないのである。

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