2011年9月20日火曜日

9.19「さようなら原発集会」

9/19(月)は敬老の日で夕刊は休み。
そして20日(火)の朝日新聞朝刊の一面トップには、
「原発冷温停止「年内に」 細野原発相、IAEA総会で」
以下引用
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細野豪志原発相は19日、ウィーンで開かれた国際原子力機関(IAEA)の年次総会で演説した。東京電力福島第一原発事故をめぐり、「冷温停止状態を予定を早めて年内をめどに達成すべく、全力を挙げて取り組む」と宣言。来年1月中旬をめどとしてきたこれまでの事故収束の達成時期について、年内に前倒しする考えを表明した。
 細野氏に続き、野田佳彦首相も23日に予定される国連総会演説で、事故収束の年内達成に言及する方向で調整が進んでいる。
 細野氏が前倒しを表明したのは、原子炉内の温度を100度以下に安定して保つ冷温停止状態の達成時期を明示することで、国際社会に向けて着実な事故収束を訴える狙いがある。こうした考えに基づき、野田政権は福島第一原発から20~30キロ圏の緊急時避難準備区域について月内に解除を決める方針で、周辺住民の帰還問題の具体的な対応を加速させる。
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 1号機ではそもそも核燃料がメルトスルーして原子炉内にはないのに、
「原子炉内の温度を100度以下に安定して保つ冷温停止状態」とは何を意味するのだろうか。

2号機3号機はいまだに人も入れなくて計器の調整もできず正確な状況はわかっていない。

 IAEAの演説に対して、
「現在、核燃料はどこにあるのか?」という質問はなかったのだろうか。
もしあればどう答えるのだろうか。

 そして9.19「さようなら原発集会」六万人の記事を探したがわからない。
社会面の一つ前のページに申し訳のように小さく載せてあった。しかも写真は全くなし。

 以上の原発に関する19日のニュースを報道する朝日新聞の姿勢は?
もしネットもなく素直に朝日新聞だけを信頼している人がこの世にいるならば、
19日の原発に関する世の中の動きをどう感じるだろうか。

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